からだ作り　栄養面での
お話をしていきます。

まず、
ずっとずっと使ってきたのですが、
カロリーについてお話しておこうと
思います。
　
最近は、あまり取り沙汰されなく
なっていますが、栄養の事を考える
上では、外せないだろうと思います。

ダイエットサプリでもカロリーの事は
話さなくなっているので、
よほど廃れてしまった考え方
なのでしょうか？

前置きはこれ位にしておきまして、
本題に入ります。

１．カロリーがあるのは、
　　脂質・タンパク質・糖質
２．ビタミン・ミネラルにカロリーは
　　無し
３．糖質の仲間だが、人間は
　　吸収しない
　　食物繊維もカロリー無し。
　　水もカロリーなし

摂取カロリー＞消費カロリー　
→太る
摂取カロリー＜消費カロリー　
→痩せる　です。

これが基本中の基本です。
もうTVなどで、
散々言われてきましたので、
常識となっているとは思いますが、
一応、押さえておきます。

続いては、ではカロリーだけでは
栄養面で抑えたことには
全然なりませんので、
ひとつひとつお伝えしていきます。
次は、
同じカロリーでも太りやすいカロリー
と太りにくいカロリーについて、
お話します。
　
ずばり、糖質が太りやすくて、
脂質が太りにくい、です。

タンパク質は、どちらとも
言いづらく、
身体を構成する肌や髪、
筋肉（内臓含め）などの材料として
位置づけておきます。
一部、エネルギーとして使われます
が、エネルギー消費つまり体が
エネルギーとして、使うカロリー
として考えると、ここでは
糖質と脂質に焦点を絞って良い
と思います。

糖質は約４キロカロリー
脂質は９キロカロリーなので、
昔は、カロリーの高い脂質が
太りやすい、と思われていましたが、

身体の化学反応としては、糖質が
入ってきた時にすい臓から
インシュリンというホルモンが
分泌され、そのタイミングで余剰な
糖分を、体脂肪として蓄積する
作用が起こるので、
糖質の方が太りやすいという知識が
広まりました。

今では、糖質制限ダイエットが
当たり前になりましたね。

同じカロリー量の糖質でも、
より太りやすいのは、口に入れた
瞬間に甘さを感じるものであり、
吸収の早いつまり消化に時間の
かからない糖質の方が太りやすく
なります。
＊関係のある糖類の言い方として、
単糖類・二糖類・多糖類という言い方
がありますが、

インシュリンの分泌が早く、
一気に出るからです。
そうすると、体脂肪への変換が
多くなる結果になります。

同じカロリーなのに、太りやすい
ものとそうでないものに分かれるのを
知った時は、意外でした。

さらに、脂質の種類や身体にとって、
バランスを取ることが大切なのだ、
という事を知った時は、
体づくりをして、レースでの
ベストタイム更新を常に意識していた
当時、とても自分事として
受け取りました。

次回は、脂質について、お話しようと
思います。

最後に、実際の糖質を含む食品で、
消化スピードの違いをまとめている
ページを貼っておきます。
GI値と表現されています。

GI値とは、
グリセミック・インデックス
（Glycemic Index：血糖指数）の略
で、食べた食品に含まれる糖質が
血液中の血糖値をどう上昇させるかを
表した指標です。

下の図表は、まねき猫さんの
ブログから参照