では、あなたがコミュニケーションの問題を解決していく私流のヒントをお伝えしていきたい
と思います。お役に立つことができれば、すごくウレシイです。
なぜなら、今まで人間関係でしんどくて、もがいて乗り越えたことが自分だけでなく、
人様の得になるからです。
まず前提としまして、コミュニケーションについて観ていきましょう。
・コミュニケーションとは、相互理解と不理解の振り子である
・そもそも人間は勘違いの生き物である
・相互理解は不可能である、と知る
・自分にも相手にも メンタルブロックがあることを知っておく
・口よりも耳を使う
・口よりも表情とボディランゲージのコントロールを優先せよ
・言葉は最終兵器である
・親を徹底的に分析しておく(性格・タイプ診断・言われたこと・されたこと・
どれくらいの愛情を注いでもらっていたか?・無条件の愛だったか?
条件付きの愛だったか?・受けた躾・影響・好きな所と嫌いな所・
尊敬できる言動はあったか?・感謝できる所は? など)
コミュニケーションについて悩んでいる精神状態の人にとっては、
少しショックを受けるような内容かもしれません。
でも続けます。
ここで、ご質問させてください。
①アナタは今の自分になるまでに、どれくらいの数の人と接してきましたか?
②その人たちはどんな人だったか克明に思い出せますか?
③その人を分析・ファイリングできていますか?
④自分のバイアスについて、ご存知ですか?
⑤相手が思い込みの世界に住んでいることをどれくらい理解できていますか?
⑥コミュニケーション関連の本を10冊以上読みましたか?
講座などに参加したことがありますか?
これらの質問について、ただ読むだけよりも、ぜひ考えて答えてみておいてください。
脳にその刺激を入れて、検索をかけさせてください。脳はとても優秀な
検索機能を持っています。
グーグルと同じで必ず、答えを探し出します。
無意識化でも検索してくれていますので時間が経ってから、
お風呂やトイレなどでも「あっ!」と答えが出てくることがあります。
これをしておくと、脳の開発にもなり神経が繋がっていきます。すると、
コミュニケーションの真っ最中に 新規神経回路が働いてくれて、アナタの
言動に好影響を与えます。
では①~⑥のご質問の意図を明かします
①付き合いの 質と量 を把握できます
②今の人間関係をつくっている原型があります
③原型から、どういう学びとパターンを自分で作ってきたか?解析して、
自分の傾向を知り対策法を練るのに有効です
④脳科学が示す認知バイアスという概念を用いて、自分の感情・相手の反応を
客観視するスキルを身につけて感情に埋没せず人間関係を俯瞰し上空からみて
コントロールキーを手に入れていきます
⑤上記内容を、相手方にも適用して、より一層冷静に会話含めたコミュニケーションに
進化させます
⑥アナタの今までの真剣度や解決欲求、正直さや素直さを表わしています。
そして、知識量も推し量れます
各質問に秒で「はい、いいえ」ではなく、回答を始めて
50文字以上で答えられるかどうか?はアナタが生きてきたコミュニケーション真剣度
とも言えます。
①に関してですが、私が接してきた人の中で、上記を全てクリアできる人は3人
しかいません。
私は、プライベートで心からの親友だった人は2人だけです。
プライベートの友達であった人の数はSNSだけの関係を除いて、たったの累積48人
(友達の定義は難しいですが、感覚で友達と感じた数)
知人となると600名程度になります。
ですが、営業と接客販売を含めた場合、会話をした数は30万人を超えています。
このように数字にしてみると、見えてきますよね?
30万人いるのに親友は2人です。0.0006666・・・%
す、少ない ですね。
会話をしてきた人数は営業や接客業をしてきたので、そうではない人に比して
多くなるのは当然だとして、親友と思えた人の数は、
あなたとあまり変わらないのではないでしょうか?
随分昔、そういうデータを見た記憶がわずかに残っています。
仲が良かったではなく、親友にすると多くても5人を超える人は滅多にいない
のではないでしょうか?
それくらい、人はお互いに相互理解して心から全幅の信頼を寄せあうことは
難しい生き物なのです。
平和を標榜している日本でこれです。
ということを踏まえて、次回は一つ一つのコミュニケーションの原則をみていきましょう